花鐘カナデ*グラム Chapter:4 綾世奏 -最終章-
- admin
- 2026-01-30
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鐘(かこ)が奏でる悠久の調べ―――、あなたと拓(ひら)く花とココロの学園物語
ここは都内、湾岸地帯にある湊十区(みなとく)――。
思い返せば、さくら花咲く春の始まり。
成稜学園の何でも屋、黄昏部に所属する後代灯(ごだいともり)は、いつになく遠い目で部室から空を眺め浸っていた。
なのに、はしゃいで抱きついてくる後輩の小桜結が、胸を当ててきて。
正面のソファで足を組み直す元生徒会長の星泉コトナが、しれっとパンツをチラ見せする。
そこへお茶を注ぐメイド係の花ノ香澄玲が、控えめにおっぱいを揺らして微笑んで。
部長席で読書をする文学少女の綾世奏が、誘うようにスカートを捲ってほくそ笑む。
そんな不埒で青春な部……じゃなくて。
最後に拓くのは、綾世奏の色褪せた物語(花びら)――。
彼女には、密かに願う目的と果たさねばならない約束があった。
「成稜学園で黄昏部という部活を再開して、自身の行く末を変えること」
その為にはどんな物も、どんな事だって利用する。信じられるのは自身とお姉ちゃんだけ。
……そう思っていた、思っていたはずなのに、長く仲間たちと過ごしてきた綾世奏は今、迷い悩んでいた。
俺は心が揺らぐ彼女を扶け、正しく導く事ができるだろうか。
そして季節は移ろい、世界は一つの結論へと収束しようとしている。
『――もうすぐ、卒業だ』
俺たちはこの学園で様々な体験をした。
始まりと終わり。鐘(かこ)は託され、全ての清算の刻がやってくる。
少年と少女たちのココロを繋ぐ未来とは果たして。
花鐘カナデグラム最終章――ここに堂々完結。
主人公・後代灯のちょっと不思議で楽しいエッチな物語が今幕を下ろす。
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